"彼はシリコンバレーのスタートアップにありがちな「カフェインを最大限投入して毎晩夜中までがんばろうぜ」といった仕事のスタイルに懐疑的で、そういう生活を強いられている人は会社に騙されていると述べている。スタートアップがよく株式と引き換えに給料を安く設定することにも批判的で、どんなに会社が若くても従業員である以上、市場の相場の給料をもらうべきだと主張している。双方ともきわめて常識的な意見なのだが、シリコンバレーのモーレツ文化を間近で見ていると、09:00-17:00で働くことがあたかも怠惰であるように罪悪感を覚えるし、自分が働いている会社もいつかはFacebookのようになる錯覚に陥ってしまう。でも、一度冷静になって考えれば、自分の時間をエンジョイできてこその仕事だし、今働いている会社がFacebookのように成功する確率はまあゼロだ。がんばって働くことも大きな夢を持つことも大事だが、自分を醒めた観点で見つめられる冷静さも忘れてはいけない。"